頭の片側もしくは全体が脈動と共にズキンズキンと激しく痛みます。
痛みは1~2時間で最高潮に達し、時として嘔吐を伴います。痛みに耐えかねて動けなく、寝込んでしまうことも珍しくありません。
またこの病気のおそらく最も特徴的なのは、音や光に対して過敏だということです。これはどういうことかというと、ふだん気にならない程度の眩しさの中にいても痛みが増したりします。
テレビやラジオの音やペットの鳴き声、家族の話し声などが煩く感じられたり、同様に痛みが増したりします。
このような厄介な病気だからこそ、なんらかの前触れ(予告)があればいいのですが、その割合は20~30%と、残念なことに決して高くはありません。
目の前にフラッシュのようなものが現れ、視野の片側または中心部が見え難くなる閃輝暗点や手足の痺れや脱力感が生じる場合もあります。また、いったん治まると痛みはウソのように消えてしまい、ふだんは何の症状もありません。
まるで、一つの身体に相反する二つの身体を宿しているようなものです。二重人格者が同居していると思えることもあるでしょう。こ
うしたことから、痛みだしたときだけ市販の鎮痛薬を服用して過ごす人も少なくありません。しかし痛みが頻回の場合、市販薬が効かない場合、毎日のように鎮痛薬を服用している場合、寝込んでしまう場合など、日常生活に支障が出るほどの痛みがある場合は、医師に相談することが大切です。